連結送水管は設置から10年を経過すると耐圧試験が必要です
耐圧試験(連結送水管)
【設置から10年その後は3年毎に耐圧試験が必要】
連結送水管の配管は設置から10年を経過すると耐圧試験が必要になり、その後3年ごとに耐圧試験を実施する必要があります。
耐圧試験は消防設備の点検時に行っていますが、耐圧試験のみも承っています。
当社では耐圧試験の普及を図るため、耐圧試験を安価で行っています。点検を他社で行われた方も、お気軽にお声をお掛け下さい。
【耐圧試験の実施方法】
連結送水管の耐圧試験は、送水口に記載されている「最高送水圧力」を配管にかけて漏水しないことを確認します。
もし万一配管から漏水すれば、配管内の圧力が適切に上昇しないため、消防隊が有効な消火活動を行えません。漏水があれば改修することによって連結送水管の機能を保つことが出来ます。
また、配管から漏水する原因は配管の腐食です。配管内の水が長期間動かない状態の時に腐食しやすくなります。従って定期に耐圧試験をすることによって、配管内の水が動き配管の腐食を防止することにもなります。
【耐圧試験には「水・コンセント・鍵」が必要】
水圧で測定するため水が必要です。屋外の散水栓などの水道を使用させていただきたいと思いますが、もし使用できる水道がない場合は当社で水を用意しますので、ご相談下さい。
電動ポンプを使用するため100Vのコンセントが必要です。
屋上補給水槽を操作しますので、屋上へ出る鍵が必要です。補給水槽へ行くことが出来ないと耐圧試験が行えないため、鍵がかかっている場合は必ずご用意下さい。
【事前準備】
試験結果を消防署に報告するため、試験を実施する建物の次の情報が必要です。
1 所在地
2 名称
3 用途
4 階数
5 延べ面積
6 防火管理者の有無及び氏名
7 届出者の住所
8 〃 社名(ある場合)
9 〃 役職( 〃 )
10 〃 氏名
11 〃 電話番号
【耐圧試験にかかる費用】
連結送水管の配管の耐圧試験にかかる費用は、1系統36,000円及び基本料金(税別)です。
基本料金は下記サービス一覧でご確認下さい。
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