火災損害額は電気火災が一番多い
損害額は電気火災が一番多い
【損害額上位に電気火災の項目が複数ある】
平成29年の損害額は「排気管」が例年になく高額になり、平成30年の損害額は「溶接機・切断機」が例年になく高額となりましたが、令和元年は電気火災の「電気機器・配線器具」が大幅に増額になりましたが、その他に極端な高額になった原因はありません。
出火件数7・8位と件数的には多くない「電気機器・電灯電話等の配線」が損害額では1・2位と多くなっています。
【電気火災の損害額は多い】
「電灯電話等の配線・電気機器・配線器具・電気装置・交通機関内配線」の電気火災の損害額を合計すると200億円以上で、全損害額908億円の約22%になり「放火」と「放火の疑い」を合計した55億円の約3.5倍になり、電気火災の損害額は非常に多い。
電気火災の多くは建物で発生するため、損害に直結しやすいと考えられます。
電気火災は毎年80億円から150億円の間で推移していましたが、令和元年はそれを大きく上回りました。その理由は何でしょうか?
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