非火災報をなくそう!煙感知器の感度試験について(自動火災報知設備)
煙感知器の感度試験(自動火災報知設備)
【非火災報が最も多いのは煙感知器】
消防設備のうち、非火災報が最も多いのが自動火災報知設備の煙感知器です。
消防隊の時に警戒出動(火災ではないが、自動火災報知設備が作動)のほとんどが煙感知器の誤作動でした。
熱感知器は早朝に寒い室内で突然調理を始めたり、エアコンで暖房を始めたため急激に温度が上昇し作動することはありました。
しかし、誰もが寝静まる深夜の警戒出動は、煙感知器の誤作動が圧倒的に多いです。
【老朽化すると誤作動するように作られている】
電気製品は一般的に老朽化すると作動しなくなる事が多いです。しかし、煙感知器は老朽化すると誤作動するように作られています。
平常時に感知器は作動しないため、機能不良となった事が分からないです。
それではいざという時に役に立たないため、老朽化により機能不良になった時は誤作動するように作られています。
【煙感知器は感度試験が必要】
点検基準では1年に1回総合点検で煙感知器の感度試験をするように定められています。
感度試験を行い、機能不良になった煙感知器を交換することによって、誤作動を防ぐことが出来ます。
【感度試験の費用】
「夜中に突然、煙感知器が誤作動してベルが鳴りやまない」といった事にならないように、しかし、お客様のご負担にならないように、当社では煙感知器の感度試験を1個300円及び基本料金(税別)で行います。基本料金は下記サービス一覧でご確認下さい。
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